下記のとおり、本学会主催の研究発表会を開催いたします。
(事前申し込み不要。非会員・学生の来聴も歓迎いたします。)
日時: 2025年9月27日(土) 15:00~17:30
会場: 斯文会館講堂(湯島聖堂内)
御茶ノ水駅下車徒歩2分(JR・地下鉄丸ノ内線・千代田線)
参加費用:無料
第I部「前野直彬が見た中国 1976~77」
平石 淑子 氏(日本女子大学名誉教授)
第II部「前野直彬著『漢文入門』書評シンポジウム」
高芝麻子 氏(横浜国立大学) × 畑綾乃 氏(筑波大学附属高校)
【企画担当者から】
前野直彬氏(1920~98。東京大学名誉教授)は、20世紀後半の中国古典文学研究を牽引した学者であり、多くの業績や訳注書を残し、後生の我々を裨益し、今なお指針であり続けています。今回は、御息女である平石淑子氏によるコメントとともに、かつて外務省の派遣で長期滞在中に撮影した、1970年代の中国の風景写真をごらんいただく貴重な機会です。後半は、氏の名著『漢文入門』(2015復刊、ちくま学芸文庫)を現代に読む意義を問い直します。本学会でははじめての書評シンポジウムです。既読の方も、未読の方も、積極的に御参加いただき、本書を手に取る機縁としていただければ幸いです。(文責:平井徹)
【主催】全国漢文教育学会(企画:研究委員会)